2024.11.13
ソーシャルインクルージョンヴィレッジ語学・インターナショナルスクール日本語学校その他
事業を知る!文化を知る!「体験就業」を行いました
SIPsグループには多様な事業がありますが、その内容や取り組みが十分に伝わっていないことが課題です。
SIPsが掲げる「ソーシャルインクルージョン」のビジョンを自分ごととして感じるためには、実際に社会の中でどんな問題が起きているのかを実感し、その問題にどう向き合っているかを知ることが大切だと考えています。
今回、檸檬会の職員がハウディ日本語学校奈良校を訪れ「体験就業」として、スタッフがどのような仕事をしているか、また、日本語を学ぶ学生たちがどのような授業を受けているのかを見学しました。
参加した職員は保育施設、就労支援施設、本部職員など、さまざまな職種から集まりました。
ハウディ日本語学校奈良校には約100名の外国籍の学生が通っており、バングラデシュやネパールなど異なる国から来た学生たちと触れ合う機会がありました。
学生たちは、日本で生活するために必要な基本的なルール、「時間を守る」「交通ルールを守る」「ゴミの分別をする」なども学んでいますが、文化の違いから戸惑うこともあります。そのような学生たちに、スタッフが日本の生活文化を丁寧に教えている姿が印象的でした。
普段、外国籍の学生と接することの少ない職員からは、学生が積極的に授業に参加し、自分から学んでいる様子に感動したという感想もありました。また、保育や支援の分野でも、学生との交流を通じて新たな学びが得られた場面がありました。
SIPsグループのさまざまな事業に触れることで、参加者は自分の仕事だけでなく、社会全体の問題に対する理解を深めることができました。体験就業を通じて、異なる分野の職員と交流し、互いに興味をもち合うことで、社会への視野が広がり、より広範囲にわたって貢献できる意識が育まれたと感じています。
ハウディ日本語学校奈良校
▶︎https://nara.howdy-jp.com/